機材について
被写体との距離に合わせて、最適な撮影を実施する機材&技術
3D(立体)映像の制作で通常の2D映像制作と大きく違うところは、2台のカメラを使用して撮影することですが、被写体までの距離に合わせて2台のカメラの間隔(ステレオベース)を調整しなければならないことです。
2D映像の撮影なら1台のカメラでマクロ(接写)から遠景まで撮れますが、3D撮影の場合は撮影するカットによって、常にステレオベースを変える必要があります。
このステレオベースを適切にコントロールしないと、立体感がなくなってしまったり、目が痛いなどの問題が発生します。弊社では適正なステレオベースで撮影が可能なカメラ架台を所有しております。
ハーフミラー式架台


ハーフミラーで光軸を2つに分ける形式のカメラ架台です。
右のカメラはミラーを透過してきた映像を、左のカメラはミラーで反射してきた映像を撮影します。この方式のメリットは、ステレオベースを0cmからミラーの大きさの許す範囲内で、自由に調整できることです。そのため輻輳角(光軸の交差)がなく、近景でも遠景でも奥行き感あふれる3D映像を制作することができます。
また、モーター駆動になっていますのでオペレーターがモニターを見ながらステレオベースを変える事が出来ます。
例えばシーンの最初に顔のアップがあり、途中でカメラを振って30~40メートル先の背景に変わっても、常に立体感がなくならないようにコントロールすることが可能なため、普通の2D映像に近い演出も可能となります。
現在、ハリウッドで多くの3D映画が作られていますが、その多くがこの形式のカメラで撮影されています。日本国内でこの形式の架台を保有している制作会社は数社と限られており、また使用するのに高いスキルを要する機材です。
ハイパーステレオ式架台
ミラー方式では14㎝のステレオベースが取れましたが、それ以上になった場合にはこちらの架台を使用します。最大47㎝までステレオベースがとれますので、200メートル先の被写体も立体として撮影することが可能です。

GENLOCK機能を有する2台のカメラ
ステレオベースを14~47㎝まで可変できるので、15~200メートル先の被写体まで撮影可能です。
通常は、ハイパーステレオ架台とミラー式架台があれば、たいていの被写体を撮影することが出来ます。この範囲をオーバーした位置に被写体がある場合は、その状況に合わせた特別機材を作成する必要がありますが、架台に関する機材の制作は、すべて自社で行っております。


3D撮影機材
カメラ
- ソニー HDカムコーダー HDW750 2台1セット
- キャノン FX305(フルハイビジョン)2台1セット
- キャノン XHG1(HDV)4台2セット
- ソニー A1J(HDV)2台1セット
- パナソニック AG-3DA1 一体型二眼式 1台
3D撮影用カメラ架台
- ハーフミラー式架台(ステレオベース0~14cm)1台
- ハイパーステレオ架台(ステレオベース14~47cm)1台
その他、ロケ現場で立体確認をする自社製作の3Dモニターや2台のカメラを同期させるためのコントローラーも用意しております。また撮影で使用する三脚、照明機材、音声機材も自社で、各種取り揃えております。
業務内容